インフレを測る経済指標!米国CPIのFX用語について

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本日の米国市場は、米独立記念日の振替休日のため休場。今晩の為替市場は、動きが少ないだろう。あえて注目をするとすれば、18:00発表予定のユーロ圏小売売上高だろう。ただ、過去の例では、本指標で為替市場が動意づくことは少ない。今晩は、米国市場が休場なだけに、過去と同じ展開となるだろう。為替市場に動きが出るとすれば、欧州株式市場や短期金融市場に大きな変化が生じる場合だ。ただ、他金融市場の動きを事前に見出すことは難しく今晩の為替市場で収益機会を見つけ出すのはいつもより困難だろう。

インフレを測る重要指標!米国CPIとは

日本ではここ何年も、政府の重要課題の一つに「デフレ脱却」がありますね。片や新興国や資源国においては、インフレ防止は重要課題です。先日韓国も利上げをしました。主要国としてはオーストラリア(資源国)が昨年から続けての利上げで注目されました。

 

各国中央銀行は自国の物価の動きを注視しており、当然のことながら金融政策と密接な関係をもちます。その動きは様々な市場に大きく影響するため、市場参加者も注意して見ておかなければならない重要な指標といえます。

 

物価や商品に関連する指標は数多くあり、その時々によって注目度は異なりますが、代表的なものである消費者物価指数(CPI)を確認しておきましょう。市場へのインパクトの大きさから、ここでは米国CPIを取り上げますね。

 

米国のCPIは米国労働省より毎月15日前後米国東部時間午前8時半(東京時間で現在だと21時半)に発表される、インフレの度合いを測る重要指標です。(今月は今週金曜日16日に発表予定)米国の物価指数にはCPIのほかPPI(生産者物価指数)もありますが、個人消費がGDPの大半を占める米国ですから、より生活実感に近いCPIの方が重視されています。

 

このCPI、大量の調査員を使って、全米数千の小売店、サービス業者、レンタル業者、医療機関などの200以上の品目を調査し、消費者が購入する商品やサービスの価格の変化を示す指数として発表しています。調査品目は大きく以下の8つのグループに分けられます。

 

・ 食品と飲料

・ 住宅

・ アパレル

・ 交通関係

・ 医療

・ リクレーション

・ 教育とコミュニケーション

・ その他商品とサービス

 

これら数字全体を使って算出するのが「総合指数」ですが、価格変動の大きい食品とエネルギーを除いて算出した「コア指数」を市場はより注目しています。

 

FOMC(米連邦公開市場委員会)では、金融政策決定のための主な指標として、CPIより数値の歪みが少ないとされるPCEデフレータ(個人消費

支出)をより重要視していると言いますが、市場においては、CPIも引き続き重要指標と言えます。

 

こうした指数が発表されるときは、他の経済指標と同様にまずはどんな予想が市場にあるかをチェックします。また、大事なのは、今の市場のテーマ・トレンドは何なのか、ということ。具体的には利上げや金利差拡大がテーマになっているのか、(インフレによる)将来的な景気失速がテーマになっているのかで全く反対の反応を示す可能性があります。

 

もしコア指数が上昇したとき、利上げ期待が高まっていればドル買い要因となりますが、インフレ懸念から景気失速までイメージされている状況であればドル売りともなりえます。

 

指標をみるときは、数字だけではなく、そのときの市場参加者のテーマ、予想などにより注目するように気をつけましょう。

 

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為替相場の注目ポイント

米国企業決算発表・・・業績回復の鈍化はある程度織り込み済みで、株価は上昇余地が大きい

 

米国債利回り・・・株価反発で金利低下にも歯止めがかかるか。米国債入札にも注目

 

参院選後の政局・・・与党大敗・過半数割れで政局流動化、海外勢の円売りも

米国雇用統計の発表など、米国の重要経済指標の発表前後の時間帯は、外国為替市場が大きく変動することが予想され、一時的に外国為替市場全体で売値・買値の差(スプレッド)が拡大するおそれがあります。また、逆指値注文(ストップ注文)につきまして、指標発表前後の時間帯においては注文レートと成立レートが大きく乖離する場合がございます。雇用統計発表前後など、為替レートが急激に変動した場合、お取引口座の状態(お預り証拠金・保有ポジションなど)によっては、自動ロスカットが発生する場合があります。